• No : 497
  • 公開日時 : 2016/12/02 13:52
  • 更新日時 : 2024/04/10 11:23
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追加型公募株式投資信託の個別元本とは何ですか。

回答

個別元本とは、収益分配金の課税計算に必要となる税法上の元本で、当初はお客さまがその投資信託を購入した際の基準価額です。
個別元本を上回る部分からの分配金は、普通分配金として所得税等の課税対象となります。また、個別元本を下回る部分からの分配金は、元本払戻金(特別分配金)として所得税等が非課税となります。
なお、同一の投資信託を複数回にわたって購入した場合、追加購入の都度、加重平均して個別元本を計算します。また、元本払戻金(特別分配金)が支払われた際は、その分を個別元本から控除して新たな個別元本とします。
例えば、個別元本10,000円で、元本払戻金(特別分配金)が500円支払われた場合、個別元本は9,500円となります。次回の決算時には、この新たな個別元本9,500円を基準に、普通分配金か元本払戻金(特別分配金)かを判定します。